2019年02月28日

DAZZLEメンバーブログ -長谷川達也-


今回のブログは3月15日に開幕いたします舞台、関東大学学生ダンス連盟Σ(シグマ)第28回連盟公演での振付について記します。

関東大学ダンス連盟はその名の通り、関東圏の各大学ダンス部やダンスサークルに所属する学生たちが加盟する非常に大きな団体で、その数はなんと7,000名以上とのこと。
今年で創立31年と歴史を重ねており、我々DAZZLEメンバーも在学中は何度もイベントに参加して、その都度、様々な刺激や、出会いをもたらしてくれた、まさに青春の記憶と言えます。

2年前の連盟公演でも1シーンだけ振付を担当しましたが、今回はオープニングを作って欲しいと、連盟の演出家より連絡をもらいました。

というのも、この演出家というのが「Touch the Dark」に客演として参加していたメンバーでもあり、その彼が僕の腕を見込んで依頼してくれたわけです。

オープニングといえば、先月開幕しました宝塚歌劇団 花組公演「CASANOVA」でも同様にその振付を担当させていただきましたが、観客の心を作品に引き込むためのとにかく重要なシーンであることは言わずもがな、その場面を任されるのはとても光栄なこと。その責任を果たすべく、最善を尽くさねば...!

連盟公演のオープニングは、毎年ハイエナジーなパフォーマンスが繰り広げられ、観客は大いに盛り上がります。
その流れを踏襲しつつも、DAZZLEらしく、そして、僕にしかできない物語への導入を、作品に込めたい、と思いました。


前回のブログでも書きましたが、物語を伝えることと、ダンスパフォーマンスを見せることは、時に噛み合わないこともあるのですが、その融合をいかに上手くみせられるかが腕の見せ所でもあります。

ストリートダンスを用いながら、抽象表現とはまた異なる、脚本のある物語舞台を制作するのは、日本ではDAZZLEが先駆者の1人であると自負していますし、あらゆるシチュエーションをダンスで表現してきた経験を活かして、今作も印象的なシーンを目指します。

さて、そんなオープニングシーンですが、今回はオーディションで選ばれた総勢46名で挑みます。

オーディション時からリハーサルに至るまで、僕の振付にはやはり皆、苦戦を強いられているようで、DAZZLEスタイルの難しさをまたもや感じることになりました。

時にヒップホップであり、時にコンテンポラリー、また、ジャズやハウスが加わることもある。DAZZLEはそれら全てであり、そして、そのどれでもない。

何か1つが踊れるだけではダメ。
そこがDAZZLEスタイルの難しさであり、美しさであり、また、価値であると思っておりますが、それを他人が、必ずしも同様に価値を感じるというわけではありません。

DAZZLEの良さは、独自性と、多様性もその1つであると僕自身思っていますが、多くの要素が混在するスタイルだけに、それぞれの要素に理解がないと、良さを判断しづらいという点もあるのではないかと思います。

例えば、ヒップホップの良さはわかるけれど、コンテンポラリーの良さがわからない。
これでは、それらを融合した表現を観ても、その魅力がぼやけてしまう可能性がある。

判断するための知識や材料が足りなかったり、測れる物差しを持っていないと、判断できない。

本来はそんな説明を超越して心を動かす何かであることが最も良いと思いますが、作る側だけではない、見る側の感性や経験も評価には大きく関わってきます。

DAZZLEのファンの皆さんは、DAZZLEの独自性や多様性を認めてくれる、多くの感性と経験をお持ちの方々です。
我々と共に様々な景色を共有してくれる、勝手ながら自慢のファン、と言わせていただきます。


では、学生のみんなが果たしてDAZZLEの良さを判断できるだけの材料を持っているかというと、それはなかなか経験的に難しい部分もあるのではないでしょうか。
しかし、そんな独自性や多様性の価値を伝えていくのも、今回の僕に課せられた使命なのではないかと思っております。

そしてみんなDAZZLEを好きになってくれ!と...。笑

振付を進行していく中で、僕が思うイメージが伝わらず、疑問を持ったまま演じている姿も見受けられます。
何を見てきたか、感じてきたか、20歳も年下の子らに、僕の想像世界の具現化を求めるのは、少々酷なことかもしれません。
でも、やがて作品が完成し、自らでそれを目にした時に「こんなことになっていたのか!」と、表現の可能性を感じてもらえたらいいな、とも思っています。

とはいえ、彼らに疑問を抱かせたままステージにあげるわけにはいきません。出演者が一枚岩にならなければ、作品が放つ見えない力、波動は弱まってしまう。そうならないためにも、言葉と身体を尽くして、皆にたくさんの感覚を伝えて、より意識を統一させて舞台に上げたいと思います。


そして、彼らから学ぶこともたくさんあります。
彼らには彼らにしか出せない圧倒的な熱量と魅力があり、それは僕自身も無くしちゃいけないこと。
また、若い彼らだからこその感覚を知ることも、僕ら大人たちには必要なんだと思います。

こうして刺激と出会いをもたらしてくれる連盟は、相変わらず青春の続きなんですね。

ご興味ある方は、異様なまでの熱気に包まれるあの空間を、ぜひとも体験して欲しいと思います!


僕は大学生から本格的にダンスを始めて、今年でダンス歴24年目になりました。
今回一緒に作品を作る仲間たちがまだ生まれていない頃にダンスを始めて、それでもこうして踊り続けてきたことで、今回の出会いに繋がりました。
DAZZLEがDAZZLEであるために、それを繋いでいくことも、我々は取り組んでいかなければ、と思いますし、その出会いの中には、もしかしたら次なる長谷川達也が現れるかもしれない。

彼らに道を示すこと。
それもまたプロとしての在り方。
最近はそう思う日々です。



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information
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イベント情報
完売しました
The Final “Touch the Dark” Talk Show
※公演ではなくトークショーです。
日時:2019年3月9日(土) 全2回
@13:30OPEN / 14:00START
A17:30OPEN / 18:00START
会場:都内某所(東京都渋谷区)
※チケットをご購入頂いた方にのみ、会場の詳細をお知らせします。
チケット:全て完売しました。ありがとうございました!


ゲスト出演情報
NEW!!
「SUPER SWAN」
新演出 白鳥の湖 全2幕 再演
TOYOSU DANCE LIVE 2019
日時:全3公演
6/28(金) 17:30開場 18:00開演
6/29(土) 12:30開場 13:00開演 / 16:30開場 17:00開演
会場:豊洲シビックセンターホール (豊洲文化センター5F)
料金:全席指定 SS席 8,000円 S席 6,000円
*SS席はプレゼント付(アーティスト写真、グッズ)
*6歳から入場可
チケット:3月10日(日) 10:00〜 チケットぴあ他にて発売予定
振付・出演:西島数博、長谷川達也(DAZZLE主宰)、Ewen Chiu(クラウドゲートダンスシアター)
出演:DAZZLE(宮川一彦、金田健宏、南雲篤史、高田秀文)、Dennis Chen、風間無限、水島渓
映像:酒生哲雄(写真家)
主催、制作:JDI(ジャパンダンスイノベーション)
制作協力:西島事務所、SMAG
共催:公益財団法人江東区文化コミュニティ財団 江東区豊洲文化センター


コラボプロジェクト
終演しました!ありがとうございました
東京ワンピースタワー × イマーシブシアター
「時の箱が開く時」

PV:https://www.youtube.com/watch?v=U0EvXmHZa0I
場所:東京ワンピースタワー (東京タワー 3F〜5F)
出演:麦わらの一味、DAZZLE、他

第二回 2019年1月10日(木)〜1月25日(金)
第一回 2018年9月22日(土)〜30日(日)


舞台情報
終演しました!ありがとうございました
イマーシブシアター Touch the Dark 2018
PV:https://youtu.be/Q4UtGFQ6A6A
場所:非公開(東京都渋谷区)
出演:DAZZLE、客演メンバー

第三回 2018年11月22日(木)〜12月2日(日)
第二回 2017年10月26日(木)〜10月29日(日)
第一回 2017年8月25日(金)〜9月3日(日)


DAZZLE振付情報
DAZZLE 主宰 長谷川達也を主軸にDAZZLEメンバーが一部、振付を担当しております
NEW!!
祝祭喜歌劇『CASANOVA』
日時・会場:
宝塚大劇場 2019年2月8日(金) 〜 3月11日(月)
東京宝塚劇場 2019年3月29日(金)〜 4月28日(日)
料金・チケットなど詳細はこちら公演公式サイトよりご確認ください。

NEW!!
関東大学学生ダンス連盟Σ第28回連盟公演『銀色のカーネーション』
日時:OPENは全て以下時間の30分前
3/15(金) 18:00、3/16(土) 12:30 / 18:00、3/17(日) 12:00
会場:戸田市文化会館 (埼玉県)
チケット:2,500円 全席自由
チケット詳細はコチラよりご確認ください

浅田真央サンクスツアー
日時:全国多数の都道府県で開催中
詳細はコチラよりご確認ください


メディア出演情報
2018/12/15 テレビ朝日 題名のない音楽会 (長谷川達也、金田健宏、荒井信治、南雲篤史)
日本経済新聞出版社「フリーランス&“複"業で働く! 完全ガイド 」(日経ムック) 一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会 (飯塚浩一郎)
AdverTimes(アドタイ) 連載「国民総ダンサー時代前夜に考える、ダンスとクリエイティブの幸福な関係」 (飯塚浩一郎)
日本財団DIVERCITY IN THE ARTS アーティスト・インタビュー (長谷川達也)
日本財団DIVERCITY IN THE ARTS DAZZLE稽古場レポート2
日本財団DIVERCITY IN THE ARTS DAZZLE稽古場レポート1
フジテレビ「1Hセンス」 (長谷川達也)
T JAPAN『闇に呑まれ、闇に酔いしれる。DAZZLEが放つ体験型演劇 Touch the Dark』
ダンスニュースメディアサイト Dews『【ネタばれなし】リピーター続出で全公演完売!DAZZLEによる”体験型公演”「Touch the Dark」が開幕。9/3まで』
withnews『没入感ハンパない!廃病院で体感、新感覚のイマーシブシアターが登場』
トウキョウダンスマガジン
『DAZZLE公演「Touch the Dark」特集 長谷川達也×上妻宏光』
 (長谷川達也)

youtube
DAZZLE OFFICIAL YouTube
NEW!! 上妻宏光 Hiromitsu Agatsuma Music Video [AKATSUKI]
20周年記念特別企画「 DAZZLE × _____ 」
DAZZLE20周年記念公演「鱗人輪舞 (リンド・ロンド)」PV
2015/3/6『バラーレ』公開ゲネプロ (2015年3月)
DAZZLE公演「花ト囮」@国際フォーラム PV (2014年9月)
DAZZLE「二重ノ裁ク者」(2014年1月 記者会見時パフォーマンス)
DAZZLE「花ト囮」ファジル演劇祭フィナーレ(イラン・テヘラン) (2012年2月)
DAZZLE「Re:d」TRAILER (2011年11月)
DAZZLE「花ト囮」シビウ演劇祭フィナーレ (2011年5月)
DAZZLE「0NE」TRAILER (2010年10月)

※2019年2月28日現在
posted by DAZZLE at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | メンバーブログ