2018年02月08日

DAZZLEメンバーブログ -長谷川達也-


DAZZLEブログをご覧の皆さん、長谷川達也です。

先月27日、41歳の誕生日を迎えました。
たくさんの方からお祝いのメッセージをいただき、本当に幸せです。
どうもありがとう。

誕生日当日はアジア太平洋障害者芸術祭に向けてのリハーサルと、その後は創作作業に没頭していたのですが、
実はその日、舞台公演のお誘いを同時に4つもいただいており、どうやら今年は僕自身もたくさん舞台に関わることになる、そんな予感を得た日でもありました。


S__35217476.jpg
誕生日の翌日28日、フジテレビにてオンエアされました番組「1Hセンス」収録中の一コマ。
放送をご覧いただけましたでしょうか?


さて、

「ゴールデンウィークはあけておいて欲しい」

昨年の12月、DAZZLE FAN MEETING 2017の際に僕たちが皆さんにお伝えした言葉を覚えていますでしょうか。

演劇やダンス、舞踊、ミュージカル、オペラなど多彩な舞台芸術が楽しめる観劇の祭典として2018年4月26日から開催されます
Hibiya Festival「The Stage」
に、僕たちDAZZLEが参加させていただくことになりました。

先日2月1日に竣工され、3月29日にグランドオープンを控えた「東京ミッドタウン日比谷
ビジネスと、そして芸術の新たな拠点として誕生したこの場所で、僕たちもまた新たな作品を見せたい、そんな思いに駆られて新作で臨むことを決断いたしました。

僕は昨年末から少しづつ作品の構想を膨らませていて、今後は舞台の千秋楽を終えるまでの間、ひたすらに表現の追求を続けていくことになります。

そんな僕の頭を今悩ませているもの…
それは、ダンス表現において必要不可欠な「空間」についてです。

どんな空間で踊るのか。
色、明暗、サイズ、そして背景と、
例えば同じ振付であっても、朝日を浴びながら踊るのと、月の光に照らされて踊るのでは違うでしょうし、
そこがビル群なのか大自然に囲まれているのかでも、印象は全く異なるものです。

その空間の力を最大限に生かしたのが、昨年、廃病院スタジオにて上演しましたイマーシブシアター「Touch the Dark」だったのではないかと思いますが、どんな部屋で、何が置いてあるかなどの環境は、表現の幅を広げることもあれば、縛ってしまうこともある。

その点、劇場という空間には基本的に何もありません。
何もない空間だからこそ、人の持つ想像力が様々な情景を作り上げ、
それは、時代も、常識をも超越した、特別な世界へと僕たちを連れて行ってくれるのです。

それこそが舞台の魅力…ではあるものの、うまく展開できなければつまらなくなってしまうのはいずれも同じ。
もしも壮大な冒険奇譚を上演する場合に、海の中だとか、雲の上であるとか、その情景が物語に沿って移り変わっていないと、なんだか物足りなさを感じてしまいますよね。

だからと言って、実物さながらの背景セットをその都度転換するなんて、よほどの資金力と舞台機構がなければとても無理です。
もし場面転換に時間を要し、物語が止まってしまうなんてことが頻繁に起こると、お客さんはみんな呆れてしまうかもしれません。人間は常に思考している生き物ですから、ほんのわずかな時間でもあればすぐに別の場所へ意識を飛ばせますよね。ですので、作品に没頭してもらうためには、現実の世界へと意識を引き戻すようなきっかけや間(ま)を、なるべく排除しなければと思っています。
ということもあって、上演開始後に止むを得ず遅れてきてしまった方でも、他のお客様の前を横切る行為を基本的にご遠慮いただいております。せっかくの集中を途切れさせたくないからなんですね。
みんなでワイワイ騒ぐような内容でしたら良いかと思うのですが、DAZZLEはほら、ねぇ?

あ、でも篤史はたまに何も考えてないんじゃないか、と思う時がありますが(笑。

話が少しそれてしまいましたが、
映画などの映像作品であったなら、一瞬で何処へでもシーンチェンジが可能ですが、舞台はそうはいかない。
観客の皆さんをお待たせすることなく、海の中から雲の上へと即座に移動しなければなりません。

それを考えるのが演出家の仕事でもあります。
布を波のように見せるとか、ドライアイスを雲に見立てたり、背景となる映像を投影する方法もあります。
それらのアイデアを駆使しながら、様々な情景を作り、滞りなく展開させて行く。
できれば誰も思いつかない方法で。

舞台構成のプランを考えていると、演出家とは転換屋だなぁ、なんて思うことがあります。
ただ、舞台の転換の仕方なんて、特に誰から教わるということはなかったですから、最初は間の取り方がやっぱり下手でした。でも何度も舞台制作をしていくうち、経験値が増えて徐々に色々なことができるようになっていって、
今ではこんなにも多様な情景を踊りで作れるダンスカンパニーは世界にDAZZLEだけだと思えるようになりましたし、それらの場面を巧みに転換させられるのもDAZZLEの特徴として、誇れるものであると自負しています。

しかしながら、散々転換について語ってきましたが、本来転換なんて見えないにこしたことはない。
「気づいたら別のシーンになっていた」
というのが最も美しいわけです。

さて、次回上演される新作は、果たしてどんな展開を見せるでしょうか。
前回の舞台公演「鱗人輪舞(リンド・ロンド)」の時点で、転換の数と難度はもうこれ以上はできないだろうというほど詰め込んだ、と思っていたのですが、どうやら次はさらにその先に挑むことになりそうです。与えられた空間の中でできる美しい構成をお見せしたいと思っています。どうぞご期待ください。

それでは。



-----
★DAZZLE★
official YouTube
official website 
official blog
official facebook
official instagram
official twitter
-----



information
-----
出演情報
NEW!!
日本財団、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)主催
TRUE COLOURS アジア太平洋障害者芸術祭

日時:2018年3月23日(金)〜25日(日) 1日1ステージ 計3公演
場所:シンガポール・インドア・スタジアム
チケット:こちらのサイトをご確認ください ※英語サイトのみ


舞台情報
NEW!!
Hibiya Festival「The Stage」出演
新作舞台(タイトル未定) 披露   ※詳細は順次発表
日時:OPENはそれぞれ30分前 2日間 1日2回 合計4公演
4月27日(金) 15時〜 / 19時〜
4月28日(土) 13時〜 / 17時〜
※2017.1月末時点、上記START時間は予定です
場所:東京ミッドタウン日比谷 (2018.2.1竣工)
主催:三井不動産株式会社、一般社団法人日比谷エリアマネジメント
協力:帝国ホテル、東宝株式会社、公益財団法人 ニッセイ文化振興財団(日生劇場)、株式会社ニッポン放送 他
「Hibiya Festival」詳細はコチラの三井不動産リリースをご覧ください

2017年8月25日(金)〜9月3日(日)
2017年10月26日(木)〜10月29日(日)
イマーシブシアター Touch the Dark


DAZZLE振付情報
NEW!!
企業・地域と劇場をつなぐ 赤レンガ・ダンスプロジェクト
株式会社崎陽軒 創業110周年記念事業

オリジナルダンス制作・振付:DAZZLE

手塚治虫 生誕90周年記念
「Amazing Performance W3(ワンダースリー)」

原作:手塚治虫 漫画 W3(ワンダースリー)
構成・演出:ウォーリー木下
日程:2018年2月9日(金)〜3月4日(日)
※上演時間70分
会場:DDD青山クロスシアター
東京都渋谷区渋谷1-3-3 ヒューリック青山第2ビル B1F
料金:6,500円(税込) ※全席指定 ※未就学児入場不可
詳細はコチラをご確認ください
主催:Amazing Performance W3 実行委員会
ニッポン放送、読売広告社、シーエイティプロデュース、手塚プロダクション、キューブ、フラックス


メディア出演情報
フジテレビ「1Hセンス」 (長谷川達也)
T JAPAN闇に呑まれ、闇に酔いしれる。DAZZLEが放つ体験型演劇 Touch the Dark
ダンスニュースメディアサイト Dews『【ネタばれなし】リピーター続出で全公演完売!DAZZLEによる”体験型公演”「Touch the Dark」が開幕。9/3まで』
withnews『没入感ハンパない!廃病院で体感、新感覚のイマーシブシアターが登場』
トウキョウダンスマガジン
『DAZZLE公演「Touch the Dark」特集 長谷川達也×上妻宏光』
 (長谷川達也)

youtube
DAZZLE OFFICIAL YouTube
20周年記念特別企画「 DAZZLE × _____ 」
DAZZLE20周年記念公演「鱗人輪舞 (リンド・ロンド)」PV
2015/3/6『バラーレ』公開ゲネプロ (2015年3月)
DAZZLE公演「花ト囮」@国際フォーラム PV (2014年9月)
DAZZLE「二重ノ裁ク者」(2014年1月 記者会見時パフォーマンス)
DAZZLE「花ト囮」ファジル演劇祭フィナーレ(イラン・テヘラン) (2012年2月)
DAZZLE「Re:d」TRAILER (2011年11月)
DAZZLE「花ト囮」シビウ演劇祭フィナーレ (2011年5月)
DAZZLE「0NE」TRAILER (2010年10月)

※2018年2月8日現在
posted by DAZZLE at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | メンバーブログ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/182360839

この記事へのトラックバック