2018年02月22日

DAZZLEメンバーブログ -長谷川達也-


DAZZLEブログをご覧の皆さん、長谷川達也です。


東京からおよそ1000kmほど離れた場所で、世界中のトップアスリートたちが自らの鍛えた肉体と精神を競い合う中、
僕はといえば、日々アイデアを生み出す自分との戦いに明け暮れています。

白銀の世界で戦う選手たちの美しさ、逞しさに目を奪われ、そして心が震える。
目が離せない。
ずっと見ていたい。
そう…

仕事にならない!(笑。


オリンピックは4年に一度。
古代ギリシャの4年を1期とする暦年から設定された周期だそうですが、多くのアスリートがこの大舞台への出場を目指し、そして、世界No.1の称号である金メダルを獲得するために人生を賭している。

出場するトップアスリートたちの戦う姿を見ていて思うのは、競技における技術力はさることながら、その精神力の強さに畏敬の念を抱かずにはいられません。
修練を重ねること、さらに、
自国の、そして世界中の人々からの応援や視線を浴びながら、自分の持つ能力を発揮すること。

それがどれほど難しいことか。
当事者でない僕でさえ、想像するだけで興奮と緊張で目眩がしてきます。

立場も環境も全く違いますが、舞台で表現をする者として、人の目に晒されることは喜びであり、
また、苦しみであることを知っています。

本番で結果を残すために、死ぬほど練習を重ねる。
しかしながら、大事なことは練習量ではなく、本番で実力を発揮できるかどうか。

もちろんその過程にも意味はありますが、観客にとっては目に映るものが全て、
そして競技は結果が全てでもあります。

ところがこの「見られる」というのは、予想以上の重圧となって自分にのしかかってくるもので、
その環境はまるで練習時とは違う。
人は大なり小なり、人の前で何かを発表したり、表現したりする機会があるかと思いますが、そんな中で平常心を保つことは容易ではないですよね。そしてその規模や責任が大きくなればなるほど、精神状態もそれに伴い、もはや異常なほどに影響を及ぼすことでしょう。
人生を賭けているならなおのこと、筋肉はこわばり、呼吸も浅くなって、練習の時のように動くことができなくなる。

そんな中、その緊張や重圧を力に変えることができる人、それが今まさに活躍している選手たちであり、
トップアスリートとしての絶対的に必要な資質であると思います。


さて、
そんなトップアスリートによるワールドクラスのお話から、
ヴィレッジクラスのお話にレベルをぐんと下げますと(笑、

幼い頃の僕は、
優勝候補相手に残り0秒で逆転シュートを決めるとか、
ゴール直前で相手を抜き去って優勝したり、
練習してない独唱を舞台本番決めるとか、
そんな漫画みたいな黄金期を過ごしました(笑。

本番にめっぽう強かった。

とはいえ、残念ながら僕はトップアスリートにはなれませんでしたが、
未熟ながらも自分の持っている力を発揮する術を持ち合わせていたんだと思います。
また、環境に恵まれたともいえます。

その本番の強さはダンスを始めてからも発揮されていると思っておりますが、
それとは裏腹に舞台に上がる前の緊張感は人一倍。
DAZZLEメンバーの中では僕が一番緊張しているんじゃないかと思っています。
今まで幾度となく舞台に上がってきているのに、こればっかりは何度経験しても慣れることはありません。

誤解を恐れずいうのなら、本番直前は毎回舞台に上がりたくないと思うほどです。
一度上がると、どんなに苦しくても降りることは許されない。
楽しみであると同時に、とても恐ろしい。
失敗したらどうしよう。
つまらなかったらどうしよう。

ところが、不思議なもので舞台に上がると緊張の感覚が変化します。
吹っ切れるというやつです。
それはステージに上がった瞬間だったり、踊っている最中だったり、自分ではそのタイミングを自由にコントロールできないのですが、興奮に変わったり、快感に変わったりする。

ステージに上がったことのある人なら、きっと誰しも感じたことがある感覚なのではと思いますが、
気がつけば、本番を終える頃には、喜びになっています。

「嫌だ、上がりたくない」は、
「楽しかった。最高!」
に変わってる。
そして見てくれた方が「良かった」て言ってくれるのを聞くと、本当に幸せな気持ちになれる。
自分を疑うほどの変わり身の速さ(笑。
人の心とはなんと移ろいやすいものかと。

ちなみに、人生の中で
「早く舞台に立ちたい。本番早くきてくれ」
と強く思ったことが一度だけあるのですが...
それはまた別の機会にお話しします。


できれば緊張なんかしたくないんだけど、その緊張を感じられるのは、それを感じるに値するだけの練習を重ねてきたという証拠でもあると思っていますし、自分やDAZZLEの評価に関わる、舞台に対する責任や、強い想いがあるからです。
僕が一番緊張するのは当然ですし、そうあるべきだと思います。
またそれゆえに、少なくとも僕の場合は、緊張しなくなったら表現者として終わりなんじゃないかとも思っています。

とはいえ、緊張しない人を否定しているわけではありません。
緊張や重圧に対する心の在り方。
これが精神力、「メンタル」と言われるものですね。


さて、このメンタルについても触れたいのですが、長くなってしまったので続きはまた次回に書きたいと思います。


それでは。



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information
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出演情報
NEW!!
日本財団、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)主催
TRUE COLOURS アジア太平洋障害者芸術祭

日時:2018年3月23日(金)〜25日(日) 1日1ステージ 計3公演
場所:シンガポール・インドア・スタジアム
チケット:こちらのサイトをご確認ください ※英語サイトのみ


舞台情報
NEW!!
Hibiya Festival「The Stage」出演
新作舞台(タイトル未定) 披露   ※詳細は順次発表
日時:OPENはそれぞれ30分前 2日間 1日2回 合計4公演
4月27日(金) 15時〜 / 19時〜
4月28日(土) 13時〜 / 17時〜
※2017.1月末時点、上記START時間は予定です
場所:東京ミッドタウン日比谷 (2018.2.1竣工)
主催:三井不動産株式会社、一般社団法人日比谷エリアマネジメント
協力:帝国ホテル、東宝株式会社、公益財団法人 ニッセイ文化振興財団(日生劇場)、株式会社ニッポン放送 他
「Hibiya Festival」詳細はコチラの三井不動産リリースをご覧ください

2017年8月25日(金)〜9月3日(日)
2017年10月26日(木)〜10月29日(日)
イマーシブシアター Touch the Dark


DAZZLE振付情報
NEW!!
企業・地域と劇場をつなぐ 赤レンガ・ダンスプロジェクト
株式会社崎陽軒 創業110周年記念事業

オリジナルダンス制作・振付:DAZZLE

手塚治虫 生誕90周年記念
「Amazing Performance W3(ワンダースリー)」

原作:手塚治虫 漫画 W3(ワンダースリー)
構成・演出:ウォーリー木下
日程:2018年2月9日(金)〜3月4日(日)
※上演時間70分
会場:DDD青山クロスシアター
東京都渋谷区渋谷1-3-3 ヒューリック青山第2ビル B1F
料金:6,500円(税込) ※全席指定 ※未就学児入場不可
詳細はコチラをご確認ください
主催:Amazing Performance W3 実行委員会
ニッポン放送、読売広告社、シーエイティプロデュース、手塚プロダクション、キューブ、フラックス


メディア出演情報
フジテレビ「1Hセンス」 (長谷川達也)
T JAPAN闇に呑まれ、闇に酔いしれる。DAZZLEが放つ体験型演劇 Touch the Dark
ダンスニュースメディアサイト Dews『【ネタばれなし】リピーター続出で全公演完売!DAZZLEによる”体験型公演”「Touch the Dark」が開幕。9/3まで』
withnews『没入感ハンパない!廃病院で体感、新感覚のイマーシブシアターが登場』
トウキョウダンスマガジン
『DAZZLE公演「Touch the Dark」特集 長谷川達也×上妻宏光』
 (長谷川達也)

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20周年記念特別企画「 DAZZLE × _____ 」
DAZZLE20周年記念公演「鱗人輪舞 (リンド・ロンド)」PV
2015/3/6『バラーレ』公開ゲネプロ (2015年3月)
DAZZLE公演「花ト囮」@国際フォーラム PV (2014年9月)
DAZZLE「二重ノ裁ク者」(2014年1月 記者会見時パフォーマンス)
DAZZLE「花ト囮」ファジル演劇祭フィナーレ(イラン・テヘラン) (2012年2月)
DAZZLE「Re:d」TRAILER (2011年11月)
DAZZLE「花ト囮」シビウ演劇祭フィナーレ (2011年5月)
DAZZLE「0NE」TRAILER (2010年10月)

※2018年2月22日現在
posted by DAZZLE at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | メンバーブログ
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