2018年03月07日

DAZZLEメンバーブログ -長谷川達也-


DAZZLE新作公演
「ピノキオの嘘」
その観劇チケットが2月27日、ついに発売となりました。

皆さんもきっとよくご存知の「ピノキオ」が、DAZZLEの手にかかると一体どうなるのか。
それはもちろんDAZZLEらしく、
それでいて「こう来たか」と、
ご覧いただける皆さんを唸らせる作品にしてみせますので、
絶ッ…対に観に来て下さいね!


さて、その舞台制作について語りたいことは山ほどあるのですが、
今回のブログは前回に引き続き、表現者としての精神力「メンタル」について書きたいと思います。


前回のブログ↓
http://dazzle.sblo.jp/article/182481394.html


ステージに立つ上でとても重要なこと。
それがメンタルです。

僕自身、ダンサーとして数々のステージに上がって来ましたし、また、振付師や講師として他者を舞台へと導くこともあります。
そんな中、練習でどんなに上手に踊れていても、本番で実力を発揮できない人を何人も見てきました。
逆に練習ではそこまで目を惹かないのに、本番になると途端に輝くといった人もいます。
前者はメンタルが弱く、後者はメンタルが強いと言えます。

心と体は表裏一体ですから、一生懸命に身体を鍛えていても、このメンタルが備わっていなければ能力は発揮できません。
どちらかだけがあってもダメ。両方が揃わないといけない。
プレッシャーのない状況で、何も考えずにただただ練習を繰り返したって、それは練習のための練習に過ぎません。
きっと本番では思うように表現できないでしょう。
なぜなら本番は、大勢の人の目に晒されながら表現をするといった、非常に特殊な状況下なのですから。

このメンタルの強弱は、その人なりの人生が強く影響しているもので、
それは幼少期や学生時代、自分の過ごして来た環境によるものも多分に含まれていると思います。
例えば「ハングリー精神」。
生きるか死ぬかという環境で生きてきた人間は、何不自由なく、満たされた暮らしをしてきた人間とは、比べ物にならないほど強靭な精神力を持っているのではないでしょうか。勝負の世界で勝ち上がるためには絶対に必要な資質です。
…と、少し極端な例ですが、強い精神力を手に入れるには、それ相応の環境に身を置くことが必要なんじゃないかと、僕は思います。

とは言え、口で言うほど簡単に手に入れられるものではありません。
理想と現実の溝はそんなに浅くはないのです。

さて、僕たちDAZZLEはというと、本番を成功させるために、
「舞台本番の前に本番を入れる」
という作戦を、以前は良く敢行していました。

本番の前に本番?
...どういうことかと言いますと、これは自分たちが主催する舞台公演の前に、例えばクラブのショウケースや他者の主催するイベントなどに参加して、感覚を慣らすという意味です。
慣らすというと語弊があるかもしれませんが、もちろん全力で臨みます。

本番という特殊な状況を味わっておく。
その環境に身を置くこと、全力を出したことで、初めて見えてくるものがあるからです。
これはいくら本番を想定した練習でも、手に入れられない特別な感覚を得ることができます。
そうして、本番でも動じない心を手に入れようと試みていたのです。

そしてこれは本当に効果てきめんでした。
最近ではこの「本番の前に本番」という機会はあまり作れていないのですが、できることならこの作戦をまた実行したいと思っています。



人は皆、環境の変化に伴って、感情や精神にも変化が現れます。
無知ゆえに無敵である若い時分、プレッシャーとは無縁で能力が存分に発揮される時期から、
大人になって様々な事象を理解し、責任感が芽生えたときに、のしかかってくる重圧に耐える時期。
そして、それを超越するか、しないか。
これはアスリートや表現者にのみ言えることではないと思います。

活動する中で生まれた責任感や、期待に応えたいと思う心。
生まれる迷い。

上手くやらなくちゃ。
期待に応えなくちゃ。
その想いに足を取られて、力が発揮できなくなる。

僕自身もその経験があります。
若い頃や、ダンスを始めた頃のようにはいかなくなった。
でもそんなことは誰も望んでなんかいないから、
自分の力をいつでも発揮できる強い心が欲しいと、いつも思っています。


肉体は衰え、考えることが多くなり、迷いも増えて、
ただそれでも表現者としての能力が衰退していくばかりではないはずです。
経験と思考によって高める。
プレッシャーを乗り越え、許容する。
そうして表現者としてのレベルを上げていけると信じています。
考え、迷った分だけ、深みもまた増していく。


「自分に自信を持って」
良く言われることですね。
全く異論はありませんが、これっていくら自分自身でそう思おうとしても簡単にはできません。
言葉だけでは心許ない。
本当に自分で納得できる状態にならない限りは、自信なんか持てっこないんです。

僕はずっと自分の世界観を信じて来ました。
「絶対面白い。
それに、僕と同じ考えを持っている人を見たことがない。
これってすごいことだぞ」
って。

でも、それが世の中の人に通じるかどうかははっきりいってわからなかった。

しかし、その独りよがりの自信が本当の意味で確信に変わった瞬間がありました。
それは他でもない、他人の評価だったんです。
コンテストで入賞を重ねた時でした。
その時に初めて、「自信を持つとはこういうことか」と分かったんです。
勝者のメンタリティの意味を初めて理解しました。


なんだか不思議だな、と思うのは、
勝つために欲しかった自信は、
勝って初めて手に入れることができたんです。


そして今、

僕は、支えてくれる仲間やファンの皆さんおかげで、
「自分は間違ってない」
って思えるようになった。


僕は舞台度胸はちょっとだけあるのかもしれない。

でもだからといって心が強いわけではなくて、

一緒に踊ってくれるメンバーや、
応援してくれるみんながいないと全くもって力を発揮できません。

だから、これからもみんなと共に、
自分が信じた道を歩んで行けるように頑張りたいと思います。



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information
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出演情報
NEW!!
日本財団、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)主催
TRUE COLOURS アジア太平洋障害者芸術祭

日時:2018年3月23日(金)〜25日(日) 1日1ステージ 計3公演
場所:シンガポール・インドア・スタジアム
チケット:こちらのサイトをご確認ください ※英語サイトのみ


舞台情報
NEW!!
Hibiya Festival「The Stage」出演
新作舞台「ピノキオの嘘」披露
日時:OPENはそれぞれ30分前 2日間 1日2回 合計4公演
4月27日(金) 15時〜 / 19時〜
4月28日(土) 13時〜 / 17時〜
場所:東京ミッドタウン日比谷 (2018.2.1竣工)
チケット:5,000円 一律
発売サイト:2018年2月27日(火) 午前10時〜 発売中
http://l-tike.com/order/?gLcode=33127
主催:三井不動産株式会社、一般社団法人日比谷エリアマネジメント
協力:帝国ホテル、東宝株式会社、公益財団法人 ニッセイ文化振興財団(日生劇場)、株式会社ニッポン放送 他
「Hibiya Festival」詳細はコチラの三井不動産リリースをご覧ください

2017年8月25日(金)〜9月3日(日)
2017年10月26日(木)〜10月29日(日)
イマーシブシアター Touch the Dark


DAZZLE振付情報
NEW!!
企業・地域と劇場をつなぐ 赤レンガ・ダンスプロジェクト
株式会社崎陽軒 創業110周年記念事業

オリジナルダンス制作・振付:DAZZLE

手塚治虫 生誕90周年記念
「Amazing Performance W3(ワンダースリー)」

原作:手塚治虫 漫画 W3(ワンダースリー)
構成・演出:ウォーリー木下
日程:2018年2月9日(金)〜3月4日(日)
※上演時間70分
会場:DDD青山クロスシアター
東京都渋谷区渋谷1-3-3 ヒューリック青山第2ビル B1F
料金:6,500円(税込) ※全席指定 ※未就学児入場不可
詳細はコチラをご確認ください
主催:Amazing Performance W3 実行委員会
ニッポン放送、読売広告社、シーエイティプロデュース、手塚プロダクション、キューブ、フラックス


メディア出演情報
フジテレビ「1Hセンス」 (長谷川達也)
T JAPAN闇に呑まれ、闇に酔いしれる。DAZZLEが放つ体験型演劇 Touch the Dark
ダンスニュースメディアサイト Dews『【ネタばれなし】リピーター続出で全公演完売!DAZZLEによる”体験型公演”「Touch the Dark」が開幕。9/3まで』
withnews『没入感ハンパない!廃病院で体感、新感覚のイマーシブシアターが登場』
トウキョウダンスマガジン
『DAZZLE公演「Touch the Dark」特集 長谷川達也×上妻宏光』
 (長谷川達也)

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20周年記念特別企画「 DAZZLE × _____ 」
DAZZLE20周年記念公演「鱗人輪舞 (リンド・ロンド)」PV
2015/3/6『バラーレ』公開ゲネプロ (2015年3月)
DAZZLE公演「花ト囮」@国際フォーラム PV (2014年9月)
DAZZLE「二重ノ裁ク者」(2014年1月 記者会見時パフォーマンス)
DAZZLE「花ト囮」ファジル演劇祭フィナーレ(イラン・テヘラン) (2012年2月)
DAZZLE「Re:d」TRAILER (2011年11月)
DAZZLE「花ト囮」シビウ演劇祭フィナーレ (2011年5月)
DAZZLE「0NE」TRAILER (2010年10月)

※2018年3月7日現在
posted by DAZZLE at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | メンバーブログ
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