2018年04月20日

DAZZLEメンバーブログ -長谷川達也-


日々、日比谷に向け、心の機微を探している
長谷川達也です。

Hibiya Festival
The Stage
DAZZLE新作舞台公演
「ピノキオの嘘」


本番を間近に控え、その制作はいよいよ佳境に入りました。


思い返す、
にはまだ早いのだけど、創作のスタートは昨年の11月末だったでしょうか。

「今回はどんな作品にしたらいいのだろうか」

そもそも、事の発端はHibiya Festivalにお誘いいただいた所から始まったわけですが、会場の雰囲気はどちらかといえばライブに近いテイストのショウを披露するのが適切な空間に思いました。

ところが僕らが選んだのは、新作の物語公演。機材や道具、空間にいたるまで、今まで作品を披露してきた環境とはまた異なる条件でしたが、そんな新しい空間で作品を作ることに意義を感じたんです。

例えば海外から出演依頼があった際に、道具の運搬や舞台環境の条件が合わず参加を断念した事があり、せっかくの機会を棒に振ったことがありました。

そこで僕らが思ったことは、
「色々な環境にも対応できる作品が欲しい」
というもので、今回はそんな挑戦も含まれています。

いつも作品のテーマは、ふと気がつくと頭の中にいつからか存在しているもので、そこまで悩むことなく「これだ」と決めることが多かったのですが、今回は違いました。

上に記した「色々な環境にも対応できる」とは、何も場所に限ったことではなく、より多くの人が興味を抱く題材にしたいという所も含まれています。

故に僕個人の感覚だけでなく、メンバーやマネージャー他、様々な方から意見をもらいながら、どういった方向性の作品が良いかを模索していきました。

そんな中で、
国内外問わず、多くの方に知られている作品をDAZZLEなりに表現するのはどうか、とか、
作品として幸福感を得られる物が良いのではないか、などという意見が上がり、

次に、

海外で有名な日本の作家の作品はどうか、という話に発展していくことになります。


海外で有名な日本の作家というと
夏目漱石、川端康成、谷崎潤一郎、大江健三郎、三島由紀夫、宮沢賢治、安部公房etc...

中でも村上春樹氏が圧倒的知名度を誇るようでしたが、僕はそれらの作品をかじる程度にしか触れてきていません。

DAZZLE的には江戸川乱歩の方が合ってるんじゃないか、なんて思いながらも、DAZZLEで舞台化するなら何がいいんだろう、何がやり易く、また、どの題材なら、みんな興味を持ってくれるのかと悩み続ける日々。

当然、舞台本番までに全てを読み漁ることはできませんので、こうした作品たちのあらすじを確かめながら、舞台化への道を探していたのです。


ところで、皆さんはお好きな作家はおられますでしょうか。

本を嗜む方であれば、それぞれ好みの作家や作品があって、それは10人に聞けば10通りの答えがあるのでは、と思います。


そうなんです。
皆、それぞれ趣向は異なるもので、
僕がいいなと思っている江戸川乱歩の「人間椅子」は、人によっては嫌悪感を抱く作品であって、、、って、ん?

ちょっと待った。
よくよく上記作家の作品を見てみると、実は読後に幸福感がないものも結構多いような...(苦笑。

益々深みにハマっていく始末。


困り果てたわたくしはマネージャーに相談しまして、

「みんながいいと思える作品を一つ選ぶのは無理だ」

と言うと、

「そりゃそうですよね。達也さんが良いと思うものをやられては」

と言ってくれて、また

「私はグリム童話みたいなのも良いと思うんですよね」と新しい意見も。


童話か...

DAZZLEの過去作品には
「花ト囮」では狐の嫁入りをモチーフにしたり、「0NE」ではハーメルンの笛吹き男を登場させたりしています。
ちなみに、DAZZLE第一回公演「ienai iitai」はゲーテ著「ファウスト」を題材にしているのですが、日本で知られてる海外のお話もいいかもしれないなと、思考が切り替わりました。


そこからは、早かったですね。

あっという間に「ピノキオ」が僕の頭の中に現れて、DAZZLEらしくアレンジする方法が瞬時に組み上がっていったんです。


ただ...
今まで意見を聞いてきた人に「今回はピノキオを題材に選びました」と言ったとき、反対意見もでるだろうと覚悟していたのですが、

これが何と皆が「いいんじゃないか」と賛成してくれて、悩んでいた日々が報われたようですごく嬉しかったのを覚えております。


S__36970522.jpg
原作はカルロ・コッローディ著
「ピノッキオの冒険」より。


さて、こうして選ばれた「ピノキオ」はDAZZLEによって「ピノキオの嘘」へと形を変えていきます。

原作からどう変化したのかを観ていただくのも今回の楽しみの一つだと思っていますので、気になる方は公演前、公演後どちらでも、ご一読いただいてはいかがでしょうか。


DAZZLEの舞台はダンス公演に馴染みのない方も絶対に楽しんでいただける作品です。

人間の肉体から立ち上るエネルギーは、同じ空間にいることで初めて体感できるもので、それは「感情」「想い」「絆」といった決して目には見えないけれど確かに存在していて、それを発したり、感じ取る器官が人間には備わっています。

それを得たときに生まれる感動は人の心を豊かにしてくれるものです。

この舞台にはそれがあります。
その感覚をどうか味わいに来て欲しい。


あなたが人間ならば。
http://www.dazzle-net.jp/pinocchioslie.html


まだまだ語りたいことは山ほどあるのですが、それはまた公演後にお話したいと思います。


最後に。

新しく出来た日比谷ミッドタウンは連日大勢の方が訪れていて、館内の移動も予想以上に時間がかかるとの情報をいただいています。
中には館内映画館の上映時間に間に合わない方も多数おられるほどだとか。

僕たちが上演する舞台会場へも同じようにかなり混雑することが予想される上に、開演に遅れますと作品の形態上すぐにご入場できなくなります。

以前も少しブログで書かせていただいたのですが、皆さんの作品への集中を途切れさせたくないので、入場のタイミングをご指示させていただくことになりますし、また観劇場所も客席後方になります。

ですので、ご来場の皆さんは、かなり余裕を持ってご入場いただけたらと思います。

また公式サイトやSNSでもスタッフよりご案内させて頂きます。


それでは、

会場で皆さんに会えるのを楽しみにしています。

僕らの目に見えない力を受け取りに来て下さい。



-----
★DAZZLE★
official YouTube
official website 
official blog
official facebook
official instagram
official twitter
-----



information
-----
舞台情報
オフィシャルサイトOPEN !!
新作舞台「ピノキオの嘘」 (Hibiya Festival「The Stage」出演)
日時:OPENはそれぞれ30分前 2日間 1日2回 合計4公演
4月27日(金) 15時〜 / 19時〜
4月28日(土) 13時〜 / 17時〜
場所:東京ミッドタウン日比谷 (2018.2.1竣工)
チケット:5,000円 一律
発売サイト:2018年2月27日(火) 午前10時〜 発売中
http://l-tike.com/order/?gLcode=33127
主催:三井不動産株式会社、一般社団法人日比谷エリアマネジメント
協力:帝国ホテル、東宝株式会社、公益財団法人 ニッセイ文化振興財団(日生劇場)、株式会社ニッポン放送 他
「Hibiya Festival」詳細はコチラの三井不動産リリースをご覧ください

終了しました。ありがとうございました!
イマーシブシアター Touch the Dark
2017年8月25日(金)〜9月3日(日)
2017年10月26日(木)〜10月29日(日)


ゲスト出演情報
NEW!!
SUPERSWAN 新演出『白鳥の湖』全2幕
出演者:西島数博、長谷川達也、宮川一彦、金田健宏、南雲篤史、高田秀文、Ewen Chiu、Dennis Chen他
日時:開場は30分前
6月30日(土) 18時〜
7月1日(日) 13時〜 / 17時〜
場所:豊洲シビックセンターホール
チケット:全席指定 6歳から入場可
SS席8,000円 / S席6,000円
※SS(前方)席はプレゼント付、公演当日に会場にてお渡しします
★3月10日(土)10時〜 好評発売中!
江東区豊洲文化センター:03-3536-5061‬‬ (9:00〜21:00、第2・4月曜日休館)
https://www.kcf.or.jp/toyosu/‬‬
チケットぴあ:0570-02-9999‬‬ [Pコード]485234
http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=1809864

終了しました。ありがとうございました!
日本財団、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)主催
TRUE COLOURS アジア太平洋障害者芸術祭

日時:2018年3月23日(金)〜25日(日) 1日1ステージ 計3公演
場所:シンガポール・インドア・スタジアム
チケット:こちらのサイトをご確認ください ※英語サイトのみ


DAZZLE振付情報
NEW!!
DAZZLE 主宰 長谷川達也他DAZZLEメンバーが一部、振付を担当しております
浅田真央サンクスツアー
日時:
5月3日(木)&4日(金) 新潟アサヒアレックスアイスアリーナ(新潟)
6月2日(土)&3日(日) 軽井沢風越公園アイスアリーナ(長野)
7月21日(土)&22日(日) 月寒体育館スケート場(北海道)
その他、全国多数の都道府県で開催予定
詳細はコチラよりご確認ください

赤レンガサイト及び崎陽軒サイトから動画をチェックできます!
企業・地域と劇場をつなぐ 赤レンガ・ダンスプロジェクト
株式会社崎陽軒 創業110周年記念事業
オリジナルダンス制作・振付:DAZZLE

終了しました。ありがとうございました!
手塚治虫 生誕90周年記念
「Amazing Performance W3(ワンダースリー)」

原作:手塚治虫 漫画 W3(ワンダースリー)
構成・演出:ウォーリー木下
日程:2018年2月9日(金)〜3月4日(日)
会場:DDD青山クロスシアター


メディア出演情報
NEW!! 日本財団DIVERCITY IN THE ARTS アーティスト・インタビュー (長谷川達也)
日本財団DIVERCITY IN THE ARTS DAZZLE稽古場レポート2
日本財団DIVERCITY IN THE ARTS DAZZLE稽古場レポート1
フジテレビ「1Hセンス」 (長谷川達也)
T JAPAN闇に呑まれ、闇に酔いしれる。DAZZLEが放つ体験型演劇 Touch the Dark
ダンスニュースメディアサイト Dews『【ネタばれなし】リピーター続出で全公演完売!DAZZLEによる”体験型公演”「Touch the Dark」が開幕。9/3まで』
withnews『没入感ハンパない!廃病院で体感、新感覚のイマーシブシアターが登場』
トウキョウダンスマガジン
『DAZZLE公演「Touch the Dark」特集 長谷川達也×上妻宏光』
 (長谷川達也)

youtube
DAZZLE OFFICIAL YouTube
20周年記念特別企画「 DAZZLE × _____ 」
DAZZLE20周年記念公演「鱗人輪舞 (リンド・ロンド)」PV
2015/3/6『バラーレ』公開ゲネプロ (2015年3月)
DAZZLE公演「花ト囮」@国際フォーラム PV (2014年9月)
DAZZLE「二重ノ裁ク者」(2014年1月 記者会見時パフォーマンス)
DAZZLE「花ト囮」ファジル演劇祭フィナーレ(イラン・テヘラン) (2012年2月)
DAZZLE「Re:d」TRAILER (2011年11月)
DAZZLE「花ト囮」シビウ演劇祭フィナーレ (2011年5月)
DAZZLE「0NE」TRAILER (2010年10月)

※2018年4月20日現在
posted by DAZZLE at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | メンバーブログ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/183024526

この記事へのトラックバック