2018年12月27日

DAZZLEメンバーブログ -飯塚浩一郎-


本日のブログは飯塚浩一郎です。

2018年最後のブログです。
平成最後の年である今年、40歳を迎えて、様々な変化があった年でした。
実は自分の名前「浩一郎」の「浩」は現在の皇太子殿下の御称号である浩宮にあやかってつけられたものです。
来年には殿下が天皇陛下になられ、新しい元号になるわけですが、ひそかに「浩」が入ったものになるかもしれないと期待していたりもします。

そんな時代の大きな節目を迎える年、DAZZLEについて考えるときに個人的に一番大事にしていたのが「未来」というキーワードです。
「現在」はもちろん大事で、我々は結局のところ現在しか生きることができない、現在こそが全てなわけですが、その現在が未来にとって意味のある現在にならなければならない、と常に思っています。
5年後、10年後、世界はどのように変化し、DAZZLEはどのように進化すべきか。
他のメンバーがこの一年を振り返ってくれると思うので、せっかくなので「未来」の話を書いてみたいと思います。

2018年はパラレルキャリアの理想を体現している人としてインタビューや講演の機会がいくつかありましたが、その際に念頭におくべき考えとして話してきたのが、社会の「流動性」が増してきている、ということです。
簡単に言うとあらゆることの変化が、急激に起きるようになりました。
一つの産業が生まれてから滅びるまでの間隔が短くなり、誰もが一つの企業、一つのジャンルの仕事だけをして人生を全うするのは難しい時代になるでしょう。

それはエンターテインメントやアートの世界でも例外ではありません。
20年前は100万枚売れていたCDが10万枚しか売れなくなった。
(ただ、聞き放題系サービスの成功でアメリカの音楽産業は再生しつつあります。デジタルコンテンツは無料でコピーされてしまうという前提で新しい方向を模索すべきだと思いますね。日本の音楽や漫画も。完全に規制することは絶対にできませんから。脱線しました)
テレビの視聴時間が減り、携帯の操作時間が増えた。
僕の好きだった格闘技なんて、ちょっと前まで大晦日で三局で生放送をやっていたのに、いまや…、という感じです。

特に日本は少子化を早急に克服しない限り、経済力が落ちていくことは火を見るよりも明らかですので、もちろんそうならないことを願っていますが、そうなってしまう未来にも備えておかなければなりません。

僕はよくDAZZLEを世界一のダンスカンパニーにすると言っていますが、単純に世界一クオリティが高い作品を作りたいという思いと同時に、世界中の誰もが感動できる作品を目指していくことが生き残る道であろう、と思っているからでもあります。
アジアの音楽アーティストはもうすでに随分前からその方向性にシフトしていますね。
僕もたくさんのエンターテインメント企業の方やアーティストの方から相談を受ける機会がありますが、誰もがグローバル化の必要性を感じていて、だからこそ言語や文化を超越しうる、ダンスに注目が集まっているという面もあります。

ライブエンターテインメントはまだ地域性が高いですが、デジタルなものはすでに誰もが自然と海外のものと日本のものを取捨選択して需要する時代になっています。
厳しい反面、開かれている、と捉えることもできますね。
さらに、Appleの携帯を使い、facebookやInstagramで交流し、amazonで買い物をし、youtubeやNETFLIXを見て、Spotifyで音楽を聴く、uberでタクシーを呼んで、airBnBで宿に泊まる...
なかなか、ここから日本が盛り返すのは厳しいですね(笑

でも、その競争に立ち向かっていくしかありません。
DAZZLEが20周年を迎えたころにお話する機会のあったアーティストの大先輩の皆様からよく言われたのが、
「DAZZLEには世界に誇れる作品を追及してほしい」
ということでした。託された、と申しましょうか。

日本の舞台エンターテインメントの現状は、大規模になるほど表現者としての実力よりも集客力をベースに出演者をキャスティングし、外れるリスクが少ない原作ものを制作し、時には作品ごと海外から輸入する、といったものが多いです。
それは僕も全く否定するつもりはなく、企業や国のサポートが薄い上に不景気なこの国ではビジネス的に様々な形でリスクヘッジするのは当たり前のことです。
ただし、オリジナリティを維持し、作品のクオリティを高めることは至難の業。

それでも、僕はDAZZLEにしか作れない、DAZZLEでしか見られない世界が見たい。
そして、それを応援してくださっている皆様にも見ていただきたいと思うのです。

以前のブログでも書きましたが、日本人の平均年齢は50歳以上と世界でもずば抜けて高く、それだけをとっても変化していく、意識を改革していく難しさがあります。
そんな環境下で、DAZZLEがリスクを取り、様々な新しい挑戦を続けることができるのは、それを後押ししてくださるファンの皆様のおかげです。
見えない闇に手を伸ばすことでしか、新しいものはつかめず、その先の光を見ることはできません。
(Touch the Darkは見るのではなく体験するものだ、ということで「Touch」という言葉を使ったのに加えてこのような意味も込めていました)
引き続き予測のつかないことがDAZZLEのアーティスト活動の中でたびたび起きると思いますが、未知のものに触れる歓びを共にしていただけると、幸いです。

一年間、たくさんのお客様にご来場いただきました。自分もたくさん踊れて、幸せでした。
本当に、ありがとうございました。

2019、2020年は、かつてないほど海外の方が日本を訪れる年になりますし、大阪での万博開催も決定しました。
DAZZLEを見るために世界中の方々が日本を訪れることになるような作品を目指して、精進したいと思います。

また、最後にDAZZLEのサポーターズクラブについてお伝えします。
2018年中に立ち上げる予定でしたが、現在国内の既存サービスにはない機能も含めて、様々な仕組みを検討しており、2019年度中のスタートを目指して作業をしています。
いましばらくお待ちください。

と、こんなに長々と書いてしまいましたが、一方で最近外国人のスタッフと一緒にクリエイティブワークをすることも多く、国民性などをことさら意識すること自体がこれからの時代にはナンセンスなのかもしれない、と思わなくもない今日この頃です。多国籍アーティストも増えましたし、海外の映画やゲームは様々なバックボーンの人々によって作られるのが当たり前。
まだまだ新しい可能性はたくさんありそうですし、明るい未来を描きながら年末年始にいろいろ思考を巡らせたいと思います。

寒さが増してきましたが、皆様おからだに気を付けて、よいお年をお過ごしください。



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information
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コラボプロジェクト
再演決定!
東京ワンピースタワー × イマーシブシアター
「時の箱が開く時」

PV:https://www.youtube.com/watch?v=U0EvXmHZa0I
日時:2019年1月10日(木)〜1月25日(金)
・1/10(木)、1/11(金) 開場/20:45 開演/21:15
・1/14(月・祝) 〜 1/17(木) 開場/20:45 開演/21:15
・1/18(金) @開場/17:45 開演/18:15 A開場/20:45 開演/21:15
・1/20(日) 〜 1/24(木)  開場/20:45 開演/21:15
・1/25(金) @開場/17:45 開演/18:15 A開場/20:45 開演/21:15
※1/12(土)、13日(日)、19(土)は休演
☆1/20は高田秀文の出演はありません。代わりに佐藤航が出演します。
場所:東京ワンピースタワー (東京タワー 3F〜5F)
出演:麦わらの一味、DAZZLE、他
チケット:5,600円(税抜) ※未就学児童入場不可
発売日:2018年12月8日(土) 午前10:00〜
    セブンチケット/チケットぴあ

第一回 2018年9月22日(土)〜30日(日)


舞台情報
終演しました!ありがとうございました
イマーシブシアター Touch the Dark 2018
PV:https://youtu.be/Q4UtGFQ6A6A
場所:非公開(東京都渋谷区)
出演:DAZZLE、客演メンバー

第三回 2018年11月22日(木)〜12月2日(日)
第二回 2017年10月26日(木)〜10月29日(日)
第一回 2017年8月25日(金)〜9月3日(日)

withnews
没入感ハンパない!廃病院で体感、新感覚のイマーシブシアターが登場

・T JAPAN
闇に呑まれ、闇に酔いしれる。DAZZLEが放つ体験型演劇 Touch the Dark
Dews
DAZZLEによる”体験型公演”「Touch the Dark」


終演しました!ありがとうございました
Dance Dance Dance@YOKOHAMA 2018
ピノキオの嘘
日程:2018年9月8日(土)、9日(日)
場所:横浜赤レンガ倉庫1号館 3階ホール
主催横浜赤レンガ倉庫1号館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団) / 横浜アーツフェスティバル実行委員会

終演しました!ありがとうございました
「ピノキオの嘘」(Hibiya Festival「The Stage」出演)
日程:4月27日(金) 、4月28日(土)
場所:東京ミッドタウン日比谷


ゲスト出演情報
終了しました!ありがとうございました
「明治時代にタイムスリップして伝統・アートを遊ぶ」をテーマに
京都岡崎エリアの文化施設が一夜限り、150年前の姿を取り戻す!
岡崎明治酒場
日程:2018年10月26日(金) 17:00〜23:00 ☆DAZZLEは19:30〜 / 21:00〜 (各30分)
場所:平安神宮、岡崎公園、ロームシアター京都&京都モダンテラス他
入場料:無料(ただし、一部プログラムは有料)
主催:岡崎明治酒場実行委員会 (beyond2020プログラム)

終了しました。ありがとうございました!
EARTH CELEBRATION 2018
ハーバーマーケットライブ「鼓童 Dance Night〜CHAKKA FES〜」
【CHAKKA FES】[音]チャッカフェス

出演:PInO、TATSUO、長谷川達也(DAZZLE)、荒井信治(DAZZLE)、佐藤喬也(BLUE TOKYO)、松田陽樹(BLUE TOKYO)、石井侑佑(BLUE TOKYO)、鼓童(中込健太、蓑輪真弥、小松崎正吾、住吉佑太、三浦康暉、池永レオ遼太郎、大塚勇渡、米山水木、小平一誠、前田順康、木村佑太、平田裕貴)
日時:8月17日(金)
場所:小木みなと公園 特設ステージ

終演しました。ありがとうございました!
SUPER SWAN 新演出『白鳥の湖』全2幕
出演者:西島数博、長谷川達也、宮川一彦、金田健宏、南雲篤史、高田秀文、Ewen Chiu、Dennis Chen他
日時:6月30日(土) 、7月1日(日)
場所:豊洲シビックセンターホール

終了しました。ありがとうございました!
ストレンジシード
日程:5月5日(土) 、5月6日(日)
場所:静岡・市役所前ステージ

終了しました。ありがとうございました!
日本財団、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)主催
TRUE COLOURS アジア太平洋障害者芸術祭
日時:2018年3月23日(金)〜25日(日) 1日1ステージ 計3公演
場所:シンガポール・インドア・スタジアム
チケット:こちらのサイトをご確認ください ※英語サイトのみ


DAZZLE振付情報
DAZZLE 主宰 長谷川達也他DAZZLEメンバーが一部、振付を担当しております
浅田真央サンクスツアー
日時:全国多数の都道府県で開催中
詳細はコチラよりご確認ください

赤レンガサイト及び崎陽軒サイトから動画をチェックできます!
企業・地域と劇場をつなぐ 赤レンガ・ダンスプロジェクト
株式会社崎陽軒 創業110周年記念事業
オリジナルダンス制作・振付:DAZZLE

終了しました。ありがとうございました!
手塚治虫 生誕90周年記念
「Amazing Performance W3(ワンダースリー)」

原作:手塚治虫 漫画 W3(ワンダースリー)
構成・演出:ウォーリー木下
日程:2018年2月9日(金)〜3月4日(日)
会場:DDD青山クロスシアター


メディア出演情報
2018/12/15 テレビ朝日 題名のない音楽会 (長谷川達也、金田健宏、荒井信治、南雲篤史)
日本経済新聞出版社「フリーランス&“複"業で働く! 完全ガイド 」(日経ムック) 一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会 (飯塚浩一郎)
AdverTimes(アドタイ) 連載「国民総ダンサー時代前夜に考える、ダンスとクリエイティブの幸福な関係」 (飯塚浩一郎)
日本財団DIVERCITY IN THE ARTS アーティスト・インタビュー (長谷川達也)
日本財団DIVERCITY IN THE ARTS DAZZLE稽古場レポート2
日本財団DIVERCITY IN THE ARTS DAZZLE稽古場レポート1
フジテレビ「1Hセンス」 (長谷川達也)
T JAPAN闇に呑まれ、闇に酔いしれる。DAZZLEが放つ体験型演劇 Touch the Dark
ダンスニュースメディアサイト Dews『【ネタばれなし】リピーター続出で全公演完売!DAZZLEによる”体験型公演”「Touch the Dark」が開幕。9/3まで』
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トウキョウダンスマガジン
『DAZZLE公演「Touch the Dark」特集 長谷川達也×上妻宏光』
 (長谷川達也)

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NEW!! 上妻宏光 Hiromitsu Agatsuma Music Video [AKATSUKI]
20周年記念特別企画「 DAZZLE × _____ 」
DAZZLE20周年記念公演「鱗人輪舞 (リンド・ロンド)」PV
2015/3/6『バラーレ』公開ゲネプロ (2015年3月)
DAZZLE公演「花ト囮」@国際フォーラム PV (2014年9月)
DAZZLE「二重ノ裁ク者」(2014年1月 記者会見時パフォーマンス)
DAZZLE「花ト囮」ファジル演劇祭フィナーレ(イラン・テヘラン) (2012年2月)
DAZZLE「Re:d」TRAILER (2011年11月)
DAZZLE「花ト囮」シビウ演劇祭フィナーレ (2011年5月)
DAZZLE「0NE」TRAILER (2010年10月)

※2018年12月27日現在
posted by DAZZLE at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | メンバーブログ
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